サッカーの試合でロングキックをする場面は多く正しく相手に届くようにするのは大切なことです。しかし、「ロングキックがうまく浮かない」「遠くまで飛ばない」「ロングキックが思うようにいかない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、ロングキックを上手に蹴るためのコツや具体的な蹴り方、当てる場所、効果的な練習方法について詳しく解説します!
ロングキックが浮かない・飛ばない原因
ロングキックは、ボールを遠くに飛ばす技術であり、試合の展開を有利に進めるために必要なスキルです。
基本的にロングキックでは、ボールを浮かせて長距離を飛ばすことが求められます。
ロングキックが蹴れるようになりその精度も良いと攻撃にチャンスが増え得点シーンにつながりやすくなります。
それではロングキックが浮かない、飛ばない原因について触れていきましょう。
ロングキックが浮かない・飛ばない、うまくいかない原因はいくつかあります。主な原因はいくつかあります。
- フォームの問題:正しいフォームで蹴れていないと、力がうまくボールに伝わりません。
- 力の伝え方:足の力を効果的に使えていないと、ボールは飛びません。
- ボールを蹴る場所:正しい位置に足を当てられていないと、ボールは浮きません。
※この3つのどれかに当てはまっているケースが多いので確認しましょう。
ロングキックを成功させる為のコツ・蹴り方・当てる場所
ロングキックを成功させるためには、以下の4つのポイントを意識して取り組んでみましょう。
①ステップの取り方
- 長い助走:長めの助走を取ることで、ボールに加える力が大きくなります。助走の最終ステップでしっかりと踏み込むことが重要です。助走はボールに対して斜め後ろから始めると蹴りやすいかと思います。
- リラックスした状態:緊張せずリラックスした状態で助走を取り、自然な流れでキックに移ることが大切です。
②足の当てる場所
ボールの中心より少し下を蹴る:ボールの真ん中よりやや下を蹴ることで、ボールが上に浮きやすくなります。
ボールの中心より少し下を蹴るのが基本ですがボールの中心をしっかりとインパクトして蹴れない方はまずボールの中心をしっかりと蹴ることが必要です。しっかりボールの中心をとらえれるようになってから取り組んでみましょう。
③足の使い方
- インステップキック:足の甲でボールをしっかり捉えることが大切です。つま先を少し下に向けて、足の甲全体で力強く蹴ります。
- インパクトの瞬間:インパクトの瞬間に体のバランスを崩さないように注意しましょう。軸をしっかりと保ことがとても大切なポイントです。そして蹴る足の膝を少し曲げ、振り下ろすようにして力を加えます。
④体の使い方
- 後ろ足から前足へ:体重を後ろ足から前足へスムーズに移動させることで、キックの力を最大限に引き出せます。
- 上半身の動き:キックの際に肩をしっかりと振り、上半身も使って力を伝えます。全身を上手く使いロングキックをします。わからない方はプロサッカー選手のキックのフォームを見てみましょう。足だけではなく全身をつかっているのがわかります。
ロングキック 練習方法
ロングキックの技術を向上させるためには、以下の練習方法が効果的です。
- ボールなしでフォームの確認
- ボールの中心を足の甲でインパクトする練習
- ターゲットを設けた練習
- 段階的に距離を伸ばす
①ボールなしでフォームの確認
ボールなしでフォームの確認すると良いでしょう。
具体的には鏡を使います。家にある全身鏡でO.Kです。もし鏡がない場合はスマホの動画で撮影してみましょう。映った自分のフォームを見て実際に蹴るイメージを持って練習しましょう。
フォームを確認する際に軸がぶれないように意識したり足がしっかり触れているか全身を使ったフォームになっているかチェックすると良いです。
②ボールの中心を足の甲でインパクトする練習
ボールの中心を足の甲でインパクトする練習をしましょう。しっかりと足の甲でインパクトできなければちゃんとしたロングキックはできません。ボールの中心に当てる練習をします。
具体的には壁を使います。壁がない場合はゴールを使いましょう。この時に足の甲で当たっているか確認する練習ですので距離は短くてかまいません。次にインステップリフティングもすると当たる感覚がわかるのでおすすめです。
③ターゲットを設けた練習
ゴールやマーカーをターゲットにして、狙った場所に正確に蹴る練習を行います。
この練習は1球ずつ「狙う」ということをしっかり意識するようにしましょう。
コーンなど当たるようになったら少しずつ距離や角度を変えてみましょう。
精度が良くなれば実際の試合でもしっかりとしたロングキックで味方にボールを届けることができます。
④段階的に距離を伸ばす
段階的に距離を伸ばす練習をしましょう。
最初は短い距離で蹴る練習をし、徐々に30m、40m、50mと距離を伸ばしていくことで飛距離を伸ばします。
ここで注意したいのが距離を伸ばそうとするあまり、フォームを崩さない事や力みすぎたりしないことです。
しっかりと正しいフォームで軸をしっかり保ちインパクトできれば力を入れなくてもボールはしっかり飛びます。
まとめ
本記事ではロングキックを成功させる為のコツや蹴り方・当てる場所・練習方法について解説していきました。
ロングボールが浮かない・飛ばないと悩んでいる方はこの記事の練習方法を試して練習してみてください。
サッカーボールがあれば一人で練習できますので是非自主トレしてみてください。
少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
それでは記事をみていただきありがとうございました!