現トッテナム所属の韓国人フォワードのソン・フンミンは今やアジアではなく世界中から注目されるフォワードとなりました。
2021-2022シーズンのプレミアリーグでソン・フンミンはモハメド・サラーとともにリーグ戦23得点を挙げ見事プレミアリーグで得点王となりました。
そしてデータをみていくとモハメド・サラーはシーズンでPKを獲得しゴールをしているのに対しソン・フンミンはPKを蹴らずに23得点を流れの中からとっています。
これらの事からいかにソン・フンミンの得点能力がすごいのかわかるかと思います。
ソン・フンミンのプレースタイル
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それではソン・フンミンのプレースタイルや強みや凄さを見ていきましょう!
トップスピードに乗りながら精密なボールタッチができる
ソン・フンミンの特徴として挙げられるのがトップスピードに乗りながらでも精密なボールタッチができるのが特徴です。ブンデスリーガ時代でもソンフンミンの突破力は注目をされていました。自らドリブル突破してゴールを決めるシーンも数多くあります。
さらにあの名将モウリーニョからはソン・フンミンに怪物ロナウド(・ルイス・ナザリオ・デ・リマ)を重ねて「ソナウド・ナザリオ」と形容していたといいます。
ソン・フンミンは決定力がある
ソン・フンミンは決定力があります。ソンフンミンはフォワードとして欠かせない要素を兼ねそろえています。
カットインからのシュートはソンフンミンの武器の一つです。シュートモーションも早いので止めるのは困難です。そしてカットインを警戒していても縦に突破すれば利き足でない左足で決める力もあります。左のシュートの精度は右足にも引けをとらないのです。さらに長い距離をハイスピードでドリブルで相手を抜き去りゴールを決める事もできます。さらに裏に抜け出すタイミングや駆け引きも上手です。
ソン・フンミンはブンデスリーガ、プレミアリーグでも2桁ゴールを毎シーズンとれていたり得点王になれたのもこのようなフォワードしての様々な能力があるからです。
トッテナムのソンフンミン、ハリー・ケイン、クルゼフスキの3トップはプレミア最高峰のレベルではないかと言われています。
アシスト数も多く味方を生かすことができる
ソン・フンミンは味方を生かすこともできます。チャンスメイクが上手く周りとのコンビネーションで崩すシーンやアシスト数も多いこともソンフンミンの魅力の一つです。
2021-2022シーズン、ソンからハリー・ケイン、ハリー・ケインからソンへのコンビで決めたゴール数は「37」となり元コートジボアール代表のディディエディディエ・ドログバと、元イングランド代表フランク・ランパードによるコンビの「36」という記録を抜きました。
今後もソン・フンミンの味方を生かすプレーにも注目です。
ソン・フンミン プロフィール・経歴
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名前 | ソン・フンミン |
国籍 | 韓国 |
所属クラブ | トッテナム |
生年月日 | 1992年7月8日 |
身長 | 183㎝ |
体重 | 78㎏ |
利き足 | 右 |
ポジション | LWG、CF |
経歴 | ハンブルガーSV⇢レバークーゼン→トッテナム |
獲得した個人タイトル | プレミアリーグ得点王(1回) FAカップ得点王(1回) AFCアジア年間国際最優秀選手(3回) |
KFAが主導で行っている優秀選手海外留学プログラムの第6期生としてソン・フンミンは高校時代にハンブルガーU17ユースに加入。そのハンブルガーU17のリーグ戦15試合で9得点という結果を残しました。その後一回韓国の高校へ戻りますが2010年にハンブルガーSVへ正式に移籍しました。
2010年ソン・フンミンはシーズンのケルン戦にて初出場、初スタメン、初ゴールを経験するなど輝かしいスタートを切りました。
4大リーグに10代で出場することだけですごいのに初出場で初ゴールは衝撃的です。
2013年にハンブルガーSVでも2桁ゴールを達成しレバークーゼンへ移籍。
レバークーゼン時代のゴールを量産しブンデスリーガ3年連続2桁ゴールを達成しました。
その後プレミアの強豪トッテナムに移籍し2桁ゴールを毎シーズン記録し2021-2022シーズン、ついにアジア人初となる2021-2022プレミア得点王という快挙を達成。
2021-2022年シーズン、ソンフンミンはPKを蹴らずに流れの中の得点のみ。もしPKキッカーならば年間30ゴールは達成していたのかもしれません。
得点王という肩書だけではなくAFCアジア年間国際最優秀選手も3回獲得し現段階でソンフンミンはアジアNo.1ストライカーという地位を確立しました。
ソン・フンミンはトッテナムでも韓国代表でも欠かせない選手となりました。
今後の活躍にも期待したいですね!
ソン・フンミンは高校生になるまでクラブチームに所属していない珍しい経歴の持ち主。Kリーグで活躍していた父親のソン・ウンジョンから直接指導を受けていました。父親のソン・ウンジョンはパスやドリブルなどの技術を徹底して習得させました。今日のソン・フンミンがあるのはこの日々の技術があるからなのかもしれません。
まとめ
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本記事はソン・フンミンについての記事でした。韓国代表のソン・フンミンは誰もが認めるアジアNo.1フォワードになりました。「プレミアリーグ得点王」これは本当に物凄いことですよね。
個人的には2021-2022シーズン得点王のソン・フンミンがプロサッカー選手協会によるベストイレブンに選出されなかったことが衝撃的でした。ソン・フンミンは世界でもっと評価されて良い選手だと思っています。
今シーズンも活躍してプレミアリーグ得点王やベストイレブンに選出されることを同じアジア人として見てみたいです。
それでは最後まで記事を見ていただきありがとうございました。